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頑張れ東北!みちのくの光は消えず~2003.1.1

頑張れ東北!みちのくの光は消えず~2003.1.1

入選作006 将棋世界 平成13年2月号

「将棋世界」平成13年(2001)2月号
今月の詰将棋02

[解説](谷川浩司氏)
 本田氏はまだ入選回数が少ないが、なかなか力の入った作品を残しておられる。5四の桂と4一龍の配置から、2一角の筋と読めるが、そのためには金を3三に移動させる必要がある。
 五手目の2三桂成。一般的には、駒取りはあまり入れない方が良いのだが、この場合は序奏と収束をつなぐ、良いアクセントの一手になっている。

[短評](敬称略)
大貫晴夫「2三桂成が"窮鼠猫をかむ"ような手でおもしろい」

実は、最後の角捨てから馬捨ての収束が先に出来ていた。初手は頭に利く駒なら何でもいいわけだが、感覚的には香がいい。2三桂成が序奏との接着剤になっているのは解説にもある通りで、確かに不思議な感触の手だ。


[作意]3三香 同玉 2二角 3二玉 2三桂成 同銀 3三歩 同金 2一角 同玉 1一角成 3二玉 2一馬 同龍 4二金 まで15手詰


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